はてなブログは演説、はてなダイアリーは議論
先日の記事 でも触れたけれど、"Young Global Leaders 2011"
なjkondo社長曰く、「ブログとはプレゼン」
なのだそうだ。
■「自己表現ツール」に特化した、はてなブログ
確かに、はてなブログは一方向的な演説っぽい感じはある。トラックバック機能は無い し、コメントはログインしないと書き込めない。コミュニケーション機能が意図的に削ぎ落とされている。
ブログには当初、「自己表現ツール」と「コミュニケーションツール」の2つの要素が含まれていました。
文章や写真を使って表現をする仕組みに加えて、コメントやトラックバック、リンク元表示などでお互いにコミュニケーションをする仕組みを内包していました。
(中略)
コミュニケーションツールの分離によって、ブログの役割が、より明確になりました。
まとまった量の文章や写真を表現するためのツールになりました。
ひょっとしたら、はてなブログにTED( technology entertainment design)っぽい感じ を醸し出させたいのかなぁと。
■コミュニケーションを促進させる、はてなダイアリー
これに対して、はてなダイアリーはコミュニケーション機能が強化されたブログサービスだった。気軽につながれる、時にはつながる事を強いるサービスだった。
IDコール がそうだし、記事内で言及したURLに対して自動でトラックバックを送信する機能もある。
ちなみに自分は、「つながることを強いられているんだ!(集中線)」って感じなのが嫌いで、はてダの自動トラックバック機能は設定でOFFにしているし、はてなユーザーの名前を出すときも、特に反応が欲しい場合以外はコールが飛ばないようにid記法 を使っていない。つながりたいと思った時は、選択的にトラックバックを送信したり、idコールしたりしている。
■はてなブログは演説、はてなダイアリーは議論
このように、はてなブログとはてなダイアリーを比較してみて思い出すのが、先々月見たテレビ番組。
三田演説館のように上から下へ語る福沢諭吉の演説。仏国リヨンの広場でバルコニーの市長へ下から上へ語る労働者や日本での自由民権活動のように平らな床で語る中江兆民の演説。この対比は面白いw #etv
— まめ狸さん (@mametanuki) 1月 8, 2012
はてなブログは壇上から語る感じ。はてなダイアリーは床にあぐらをして語り合う感じ。そう対比できるかもしれない。